NPO法人 旅人とたいようの会は、幼いころ絵本などで慣れ親しんだイソップ物語の童話「北風と太陽」が名前の由来であり、私たちの目指すべき姿勢になっています。この物語は、旅人がとても気に入っている新しいコートを脱がせようと北風と太陽が競争をするお話です。
ご承知のように結果は、北風が力任せに強風を吹かせても無理だったのですが、旅人のコートを脱がせることが出来たのは、優しく温かい太陽の陽の光でした。
私たちは、福祉サービスを提供する事業所の方を旅人と見立て、無理やりにコートを吹き飛ばそうとした北風ではなく、旅人が自ら脱ぐように仕向けた太陽のようにありたい。そして、その周りにも良い影響を与える公平・公正な陽ざしでありたいと願っております。
福祉とは、「しあわせ」「ゆたかさ」を意味する言葉で障害等の有る無しにかかわらず誰しも幸せに暮らす権利があり、また、そう願っています。
皆さまの地域にある福祉サービス事業所は、誰でも安心して暮らしていけるための社会全体の重要なセーフティネットといわれています。私たちは、このセーフティネットが十分に機能しているかについて、事業所の方が大切にしている独自性や特徴や利用される方のニーズなどを正しく把握し、きちんと「確認する」「評価する」ことに力を注いでおります。
私たちは常にスキルアップを図り、評価基準が常に尺度としてより高い水準を目指しており、サービスを利用される方の満足度が高いもの、生活の質の向上に繋がっていただけるように事業所の方や皆さまの「応援団」として役割を担っていきたいと日々研鑽を重ねております。
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